インターアクト部

インターアクト

こんにちは!インターアクト部です。

 インターアクト部はロータリークラブ提唱の下、若者たちのリーダーシップの力と奉仕の心を育む12~18歳の青少年のクラブで、地域のボランティア活動を行ったり、国際交流を行う部活です。今年度も新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、校外での活動が制限された状態は続いていますが、今年は「世界の平和と環境」をテーマに積極的に活動しています。ここではその一部を紹介します。

SEIEN ✖ LOCAL ACTION HAMAMATSU 

森林公園で月2回行われている森の朝市

 インターアクト部では、環境問題に大きく関心を寄せ、環境に配慮して農作物を栽培している農家の皆さんを支援する活動を行っているLOCAL ACTION HAMAMATSUのお手伝いを定期的にさせてもらっています。LOCAL ACTION HAMAMATSUは、浜北森林公園の駐車場で月2回、「森の朝市」と題してファーマーズマーケットを開催しており、農家の皆さんの販売支援や環境に配慮したマーケットの運営を行っています。例えば、プラスチックゴミ削減のために、エコバッグを利用するだけでなくタッパーやマイボトルを家庭から持ってきてもらったり、卵の容器は次回のマーケットで回収したりしています。お客さんにも協力してもらい、生産者と消費者の両方が協力して環境に配慮した生活をしていくことを目指しています。こうした身近なところから出来る活動を進めていこうという精神に協力したいとLOCAL ACTION HAMAMATSU代表理事の伊藤麻優子さんとつながり、このLOCAL ACTION HAMAMATSUとの協力が実現しています。

ボランティアスタッフとして本部で販売や案内の仕事をしています

SEIEN ✖ 地元浜松の企業

 今回の学園祭で「ストロベリーボール」というスノーボールクッキーが販売されます。これは環境問題解決の一助となるようインターアクト部と地元企業の協力により生み出された商品です。
 栄養価や美味しさには何の問題もないのに、形が悪いなどの理由で、出荷できず廃棄される果物や野菜が数多くあります。その中で廃棄されてしまうイチゴをパウダーにする技術により、お菓子の材料へと生まれ変わり、この「ストロベリーボール」という商品が生まれました。

 実は、この果物や野菜を栄養価を下げることなくパウダー(粉)にする技術を持つのが地元浜松にある㈱ゴールドクラブ様です。この技術は環境問題の解決など、今後の幅広い分野で活用される可能性があると注目し、夏休みに工場や栽培農園を訪れ、取材をさせて頂きました。そしてこの技術が環境問題解決に、そして他にも様々なところで活かされることを確信して、ぜひ多くの人に知ってもらいたいと、㈱ヤタロー様の協力を得て学園祭食堂部の商品化して販売することができました。

環境に配慮して廃材を畑の土や暖房の燃料として再利用しているハウス農園
果物や野菜を本来の品質を損なうことなくパウダーに変える技術をもつ工場(株)ゴールドクラブ様
実際にパウダー(粉)となった野菜

※このページに使われている画像は(株)ゴールドクラブ様より許可を得て掲載しております。

パウダー(粉)にする技術のメリット = 幅広い可能性
 ・栄養素が損なわれない(普段捨ててしまう皮の部分も利用できる)
 ・粉にしておけば長期保存が可能
 ・使いやすい(料理や商品に混ぜて使用可能)
     今後、離乳食・高齢者用の食事・防災食などへの利用も期待できる!!

パウダーにすることで様々な可能性が広がり、今後どう活用していくかを私たちは企業様と一緒にこれからも考え続けていきます。

こうした商品を選ぶことが、微力ではありますが、環境問題の解決へとつながっていくと考えています。今年の学園祭では、ストロベリーボールの当日販売も行います。ぜひ選んでみてはいかがでしょうか。そして身の回りにある環境に配慮した商品を皆さんも探してみて下さい。

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