インターアクト部
西遠女子学園インターアクト部です。西遠オンライン学園祭2020、並びに私たちのページを訪れていただき有難うございます。みなさんの中にはインターアクト部という部活動をあまり知らない方もいるかもしれません。この機会に私たちの部活動について興味をもっていただき、少しでも多くの人に知っていただけたら幸いです。
インターアクトとは
インターアクトとは、「International」と「Action」からできた言葉で、国際的な活動を意味します。そしてインターアクト部は、ロータリークラブからの支援を受けて、12歳から18歳の若者が、地域から世界という幅広い舞台で、ボランティア活動や交流活動などをしています。その様々な経験を通して、視野を広げ、国際感覚を身につけた行動力のある人になることを目指して活動しています。
インターアクト部の目標
『世界の人たちとボランティアの輪でつながり、国際感覚を養い、お互いに支え合う』
インターアクト部の活動
ボランティア活動
・高齢者施設の訪問やイベントのお手伝い
・幼稚園での保育ボランティアやイベントのお手伝い
・清掃活動
・街頭募金
国際交流
・留学生との交流
交流活動と勉強会
・全国のインターアクト部の人たちとの交流
・様々な講習会への参加
活動紹介1 国際交流
留学生との
お別れイベント開催
一月にオーストラリアからの留学生のお別れ会をしました。お別れ会では、現地での軽食を食べたり、みんなでゲームをしてとても楽しい時間を過ごしました。こちらがその様子です。
オーストラリアのローカルフードをみんなで試食
日本ではマイナーだけど、オーストラリアではとても一般的な食べ物を振る舞ってくれました。(2020.1.15)
日本語勉強中の留学生にひらがなクイズ!
最初と最後のひらがな文字を決めて、できるだけ長い単語を作ったチームが勝ちです。
例題 「と」…「く」
解答例 「とうきょうおりんぴっく」
活動紹介2 ボランティア活動
浜松にある4つのロータリークラブが合同で行った、遠州灘海岸での清掃活動に参加させていただきました。この日は、インターアクト部のメンバーに中学・高校の生徒会の人たちも加わってくれました。
このボランティアは、マイクロプラスチックゴミを拾って遠州灘の自然環境を守ることを目的としています。
最初に、主催者の方からマイクロプラスチックゴミが、どうして今大きな問題となっているのか教えていただきました。マイクロプラスチックとは1cmよりも小さなプラスチックゴミです。生活ゴミであるプラスティック製品の破片が長い間風雨にさらされ、波にさらわれた結果小さくなってしまったもので、海洋生物がエサと間違えて食べたりすることで大きな害を及ぼしています。
実際にゴミを拾い集め始めると、プラスチックゴミだけでは無く、タイヤ、ハンガー、大量の木材、プラスチック製の漁網、自転車など様々なゴミが大量にありました。私たちはたった1時間足らずで、これ程の量のゴミがある事に驚きました。
掃除が終わったところで、遠州灘でウミガメの保護をしている団体の方の協力で、子ガメ達を海へ放すイベントを行いました。
上記の写真が子ガメです。この時は約40匹海に放しました。
子ガメたちが自分よりも大きな波に向かっていく姿に感動し、海に消えていくウミガメが、また戻ってくることができるように、この環境を守っていかなければならないと改めて感じました。
活動紹介3 イベントのお手伝い
高齢者施設でのお祭りのお手伝い
普段から週一回、高齢者施設を訪問して、入所者の方のお話し相手をさせていただいております。その施設の年に一度のお祭りのときに、準備・受付・物販・片付けなどの仕事を手伝わせていただきました。入所者の皆様を盛り上げたり、近所の方々に楽しんでもらったりと、施設にお勤めの方々と一緒になって参加しました。インターアクト部だけでなく有志で集まってくれた西遠生も多く、とても充実した1日でした。
活動紹介4 指導者講習会
指導者講習会
静岡・山梨のインターアクト部の生徒が集まり、インターアクトの活動を広げたり、高めたりするために年に、1度指導者講習会が行われています。ホスト校の企画するセミナーや講演会があったり、他校のインターアクト部の生徒の皆さんとワークショップで交流したりして、今後の活動へのヒントや母校へ還元できる情報を持ち帰ることができます。昨年度は修善寺で行われ、観光地である伊豆・修善寺ならではの「地域活性化とゴミ問題解決への取組み」についてや「ジオパーク伊豆」についてなどを扱い、意見交換を通して、たくさんのことを考えさせられました。(2019.11.17撮影)
活動紹介5 NPO法人六星 ウイズ
私たちは、ボランティア活動の一環として、昨年までの学園祭では視覚障害者支援施設NPO法人六星ウイズの商品販売のお手伝いをしていました。今年度はオンライン開催のため、直接販売のお手伝いはできませんが、ここでウイズについて紹介したいと思います。
ウイズとは
1996年に全国初の視覚障害者中心の小規模作業所としてはじまりました。実際に視覚障害者の方々が自主制作品作りや一般企業からの下請け作業を行っています。ウイズとは、みんな一緒にという意味で、すべての人が安心に生活できる社会を目指している団体です。
最近の活動
コロナウイルスの影響で思うように活動ができない際にも、フェイスシールドを製作して、医療機関に寄付する活動を行なっていたそうです。詳しい内容はホームページへジャンプできるボタンを用意しましたので、そちらからご覧ください。ウイズの商品はウイズの事業所で買うことができます。
部長より
私達インターアクト部のページへお越しいただき、ありがとうございました。インターアクト部は人と人をつなぐ活動をしています。ボランティア活動や国際交流も私達の大切な活動です。残念ながら今年は新型コロナウィルスにより、先ほど述べた活動も出来なくなってしまいました。1日でも早く様々な活動が出来るようになってほしいと思いますが、待つだけではなく部員たちで何かできることはないかと考えました。そこで、オンライン学園祭を利用してインターアクト部のページを作ることも人と人のつながりをつくることに貢献できるのではないかと気付きました。新しい形式に戸惑いながらの活動でしたが、協力していただいた方々への感謝を忘れず、多くの人とつながりを持つことを意識して活動していきます。最後までご覧いただき有難うございました。