歴史研究部

ごあいさつ

 私たち歴史研究部は、5年生4名・3年生3名・2年生1名の計8名で活動しています。学年を越えて仲が良く、楽しい部活です。しかし、活動に妥協はなく「まあいいや、適当に、は無し!」をモットーにしています。今回の部活展では、この3つのテーマをご用意しました。

1 歴史研究部のあゆみ 平成元年からの32年間を振り返ってみます!

所属された先輩方、懐かしくクラブ活動を思い出してみて下さい。先輩方への感謝の気持ちを込めて調べました。

2 知ってほしい、私たちの作品 ~大制作物からジオラマ作品へ~

アーカイブ・・写真で近年の私たちの作品や活動を紹介します。

3 R2年4月、歴史研究部がNHKニュース『たっぷり静岡』に登場!!

思いもかけず私たちの活動がTVで紹介されました。取材を受け、とてもいい経験となりました。

4 歴史研究部の今

ジオラマ作りで頑張っている今年の歴史研究部の様子をご紹介します。     お楽しみください!

1 歴史研究部のあゆみ 平成元年からの32年間を振り返ってみます!

 私たち歴史研究部は先輩から多くのことを学び、その精神や技術を受け継いでここまで活動してきました。そこで、平成元年以降の学校機関紙『友情』の学園祭特集記事を紐解き、どのようなあゆみを経て今の私たちがあるのか調べてみました。諸先輩方への感謝の気持ちを込めて贈ります! 懐かしく青春を思い出して下さい。

1 期 なんと世界史クラブ、日本史クラブが存在した!

 平成元年時点では、歴史系クラブが3つもありました ! 世界史クラブと日本史クラブです。日本史クラブは2つも存在しています。生徒数も今に比べて多かったとはいえ、歴女がこんなにも西遠にいたとは! びっくりしました。

2 期 歴史クラブに一本化される!

 H6年、世界史クラブと日本史クラブが合併されました。なぜ一本化されたのでしょうか? 現在も部員の勧誘に苦労しているので、部員数の減少は容易に想像できますが、『友情』からは理由はわかりませんでした。

3 期 突然研究会に! 歴史クラブ消滅。

 H14年からクラブが廃止され研究会になっています。H14年度より新学習指導要領の改訂で、必修クラブが廃止されたため、クラブを廃止し、週1回の研究会、2日以上の活動を部活動としたそうです。先生が研究会を立ち上げ、参加したい人がその研究会に所属。活動期間は1年間だそうです。ここでは、我らが顧問永井先生が立ち上げた研究会を載せることにします。学園祭テーマのネーミングがはじけていてちょっと笑えます😊。

4 期 歴史クラブ復活! そして学園祭6連覇が始まった!

 歴史クラブ復活しました! 現部員としてはなんだかうれしいです。研究会だと縦のつながりがなく、中高一貫の良さがなくなってしまうということで、研究会を廃止し、クラブ活動が再び始まったのだそうです。このⅣ期前半のテーマは、顧問永井先生によると、「教科書からは学べないもの」を選んでいたとのこと。そして後半、いよいよ「学校の歴史」から大制作物時代が始まります。

5 期 歴史研究部に改名! 大制作物「高御座」にチャレンジして燃え尽きる・・

 突然学校から「歴史研究部」というたいそうな名前を賜りました。正直違和感あり(私は中2でした)。歴史部ではいけないのか? 「「歴研」、「落研」の親戚みたいでいいんじゃない?」という顧問永井先生の言葉に丸め込まれつつ、段ボールと格闘していました。そして、7連覇のかかったH30年、無冠(この年から1位のみとなりました)に終わり、完全燃焼した部員の心にぽっかりと大きな穴が開いたのでした。

6 期 令和改元を機会に、活動方針変更 !  ジオラマグランプリに初挑戦 !!

 高御座作りは例年の倍、いや三倍、いやもっとかな? 本当に大変でした。精一杯やって7連覇を果たせなかった中で、参加部活数が少なくなった学園祭部活展って何??という疑問までわいてきてしまい、同じことを繰り返しているより、今までやってこなかったことにチャレンジしたい、そんな気持ちになって、私たちは対外試合に挑むことにしました。

2 知ってほしい、私たちの作品~大制作物からジオラマ作品へ~

 写真と共に近年の歴史研究部( 歴史クラブ )の活動を紹介します!! 学園祭で展示する私たちの段ボール製大制作物は、代々最高学年の部員が自分で設計図を作るところから始まります。このプッシャーは大変なものだと聞いています。今回は2012年からの作品をご紹介します。

2012(H24) 学校の歴史
磐田市にある旧見付学校です。これが歴史研究部( 歴史クラブ) 大制作物作りの始まりです。初挑戦した先輩たち、すごいです!

2013(H25) お伊勢参り
この年、式年遷宮に当たるため、このテーマにしたそうです。前年度末には、クラブ研修旅行で伊勢神宮を皆で訪ね、「自分たちに本当にできるのか??」と何度も自問自答したそうです。
2014(H26) 官営富岡製糸場
世界遺産に認定される前にこのテーマを選定して準備開始。歴史クラブは、話題になる前に先見の明でテーマを選ぶようにしています。レンガ用の細かい色画用紙をきちんと貼っていくことが大変だったそうです。「レンガの乱れは心の乱れ」という標語がクラブ内に生まれ、きちんと貼れない場合はこの標語が叫ばれ、やり直しとなったそうです。

2015(H27) 韮山反射炉
このテーマも世界遺産認定前に選定。またまた的中( このテーマ選びって毎年すごく大変なのです )! この年、部活最上級生はなんと中学3年生。「中学」歴史クラブだったんだ・・。中3でいきなり設計は厳しい・・そこでこの年はペーパークラフトの図面を使ったそうです。

2016(H28) 東大寺
タイムリーなテーマを選んできた歴史クラブでしたが、どうしてもそれにふさわしいテーマが見つからない! そんな時もありますよね。そこで、クラブ研修旅行で訪ねた東大寺大仏殿にしたそうです。まったく設計図がない中、高1になった先輩が、一から設計図を作ったそうです。一年の経験ですごい成長です。真ん中にある丸みのある屋根が難しいそうです。ほかに、大仏も作られ、巨大制作物二つという、ここで一段ギアがあがりました。
2017(H29) 二条城  その1
大政奉還から50年の年、二条城を作りました。この時私たちは中2でした。「2年生は段ボールカッターが上手に使えるね」 とほめられたことがうれしかったです。屋根は段ボールを一枚はがして作りますが、段ボールのうねをつぶすと怒られるので、指が痛くても丁寧に行います。「まあいいや」は無し! これが部のモットーです。
2017(H29) 二条城  その2
大政奉還の舞台「大広間」も作りました。この年の学園祭部活展で6連覇を達成しました。

2018(H30) 天皇即位礼  その1
2018年に天皇陛下が退位されることがすでに決まっていたので、歴史研究部のお決まり、話題になる前に取り組む! ということで、新天皇の即位礼で使用される高御座を作ることにしました。レンガ建築物を2年、木造建築物を2年続けて取り組んできた先輩でしたが、今年は全く違う建造物。それも天皇陛下が立たれるだけあって装飾が大変細かい。設計は前年度の2月から9月までの8か月間。制作と同時並行で取り組まれていました。本当はカーテンをつける予定でしたが、間に合いませんでした。わかったことは、これだけのパーツがあると、学園祭前の終日準備の1.5日間では組み立てるのに時間が足らない・・ということでした。部活展でやれることの限界点を感じました。

2018(H30) 天皇即位礼 その2
 歴代の作品の中では一番難関に挑戦した私たちでしたが、なんと無冠に終わりました。7連覇のプレッシャーと戦い、設計と格闘した部長さんと一緒に、閉会式後全員が泣きました。大泣きした後でちょっと照れくさい記念撮影での一コマ。
2018(H30) 舞台裏公開 ! 高御座・作業風景その1
大会議室いっぱいに広がった高御座のパーツ。赤いものは欄干になります。

2018(H30) 舞台裏公開! 高御座・作業風景その2
 屋根部分。この設計はすごく難しく、先輩は石川先生に相談しては何度も模型を作り直していました。このパーツをうまく貼り付けていけば、屋根ができるはず・・黙々と作業をします。

2019(R1) 活動報告 その1
 部活展を辞退する! という決意をしたので、学園祭では、この一年の活動報告をしました。「仲よきことは美しき哉」です😊。みんな、楽しそうでしょう? 一方でこの時期に、ハイスクール国際ジオラマグランプリ出場を目指して活動していました。
2019(R1) 活動報告 その2
 学園祭では、春休みに行った横浜研修旅行での活動も展示しました。横浜ではチキンラーメン作りをしたり、中華街へ行って、中国式参拝の経験をしました。

2019(R1) ジオラマ作品 高御座
 ハイスクール国際ジオラマグランプリに出場しました。一次審査を通過しましたが、コロナ感染予防のため本大会は中止となってしまいました。「西遠歴史研究部Aチーム(高2生と中2生で編制)」の作品は、大制作物の経験を生かしてリベンジ! 「高御座」です。

2019(R1) ジオラマ作品 合掌造り その1
「西遠歴史研究部Bチーム(高1生と中1生で編制)」の作品は、「合掌造り」です。100円ショップの材料と、そのあたりで拾ってきたもの!?で作りました。
2019(R1) ジオラマ作品 合掌造り その2
 合掌造りの内部も作りました。今までは、教室一杯の大きな段ボール作品を作ってきたので、大きな作品作りの大変さは身にしみて感じていましたが、小さく小さく作るっていうのも難しいなと、痛感しました。

3 R2年4月、歴史研究部がNHKニュース『たっぷり静岡』に登場!!

2019(R1)3月 
ハイスクール国際ジオラマグランプリの下見
 校内で競うのではなく、対外試合に挑もうと考え、浜松で開催されている「ハイスクール国際ジオラマグランプリ」に参加することにしました。前年度大会をしっかり下見しました。全国から中高生が集まってきていて、大きな刺激を受けました。

2019(R1)4月 ジオラマ作品作り、スタート!
 5名ずつのAチーム・Bチームに分かれ、A(高2中2)チームは「高御座」、B(高1中1)チームは「合掌造り」に挑戦です。ジオラマ作りのノウハウがないため、試行錯誤の連続でした。

2020(R2)2月~ 
NHK浜松さんの取材を受ける!! その1
 無事一次審査を突破して本選に出場できることになりました。なんとそんな私たちの初挑戦をニュースで紹介したいと、NHK浜松さんが取材に来てくださいました。長時間にわたる撮影、「番組を作るって大変な事なんだな」とプロの仕事ぶりをまじかで見て大変勉強になりました。

2020(R2)2月~
NHK浜松さんの取材を受ける!! その2
カメラマンさんと一緒に記念撮影! 大変お世話になりました!! 取材して下さってありがとうございました!!

2020(R2) 4月23日
「NHKたっぷり静岡」に歴史研究部が登場!!
 待ちに待った放送当日。ラインでつながった部員は画面を見ながら大盛りあがりっ。うれしい、楽しい、恥ずかしい !!♪ 
 今となっては、ジオラマ作りに熱中した日々はなんだか夢のよう。これをもって高3生は引退して、受験勉強に集中するということです。先輩、大変お世話になりました !

4 歴史研究部の今 

【ハイスクール国際ジオラマグランプリ(HiD)2020作品展&「みんなのアマビエ」展】に参加!!

 昨年度3月開催のハイスクール国際ジオラマグランプリは、残念ながらコロナ感染予防のため中止されてしまいました。しかし、作品展が9月19日(土)~22日(火)にザザシティ浜松で開催され、3月には皆さんに見ていただけなかった作品をついにご披露できました。

作品展までのあゆみをご紹介します!    部員による完成作品の動画解説付きです!

                          最後までお楽しみください!

1 バージョンアップをはかるぞ ! !

 中学生は、高3が作った高御座に人物を付け加えます。高校生の私たちは、地面まではがして大胆にバージョンアップをはかります。顧問の永井先生が「え~、はがすの??」と悲鳴をあげましたが、「だって、色が気に入らないから」と答えました。ベストを尽くしてがんばります!

2 ついに完成 ! ! 「高御座」

 天皇陛下像、安倍首相像を改良し、秋篠宮様像、紀子様像、眞子様像、佳子様像を新たに作りました。着物の素材や形がとても難しく、何度も試作してはボツ、またボツ・・を繰り返し、ついに完成することができました。安倍首相の万歳の手は、当日を再現してちゃんと内側に向けました。でも、写真小さくて伝わらない!!

3 ついに完成 ! !「合掌造り」

 人物を増やしてのどかな風景に温かみを出そうと工夫しました。田んぼにかかしを立てました。合掌造りの裏には、井戸を作りました。向かって左側の合掌造りは内部も作りましたので、動画でその様子をぜひ見て下さい。

4 動画で紹介 私たちのジオラマ作品を解説します !

< 高御座 見どころ紹介>

ジオラマ高御座

<合掌造り 見どころ紹介>

ジオラマ合掌造り

5 ハイスクール国際ジオラマグランプリ(HiD)2020作品展の日がやってきた !

 9月19日(土)~22日(火)にザザシティ浜松にて、「みんなのアマビエ」展と同時開催で作品展が開催されました。たくさんの方に見ていただき、思いもかけず色紙にメッセージをいただき、うれしかったです ! NHKさんの取材もあり、20日お昼のニュース静岡版でこの様子が放映されました。インタビュー、緊張しました。

6 これからも歴史研究部はがんばります!

 今回、この部活展の取り組みを通して、私たち歴史研究部には長い歴史があることを知りました(名称の変化はありましたが)。先輩たちの部活に向ける情熱は、きっと私たちと同じで、いつも熱いものであったと思います。私たちは、2020年3月、高御座に挑戦した先輩から「しっかりね、がんばってね」とバトンを託され、この一年がんばって活動しています。顧問の先生がおっしゃるように、「まあいいや、適当に、は無し!」の精神を心に、妥協のない歴史研究と作品作りを続けていきたいと思います。ただ、部員が少ないことが心配です。私たちが引退すると、中学生4人だけになります。このページを見て、歴史研究部に興味を持った方、是非入部して下さい。ただし、西遠女子学園に入学していただかないと入れませんが(笑)。きっと、後輩は「4人で何ができるだろう ? 」と不安を抱えているはずです。「心配ないよ」とは言い切れないけれど、それでも頑張ってくれるはず ! これからも、歴史研究部を応援して下さい。よろしくお願いいたします。ご期待にこたえられるように、がんばります ! !

                               歴史研究部 高校2年生一同

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